ガッツリ系スープ「酸辣湯風鶏むね肉の卵スープ」
酸辣湯(スーラータン)というのは酸味と辛味が効いた四川料理のスープだ。
豆腐やしいたけ、にんじんなどを入れるらしいが、今回はシンプルにむね肉と卵、ほうれん草のみ。
ベースの味さえ決まれば、何を入れても美味しいスープだと思う。
酢を使うことにこれまで抵抗があった(単に苦手なだけだ)のだけど、調味料や食材によってはありだなと思ったのでこれからは取り入れていこう。
酸辣湯風鶏むね肉の卵スープの材料(4人分ぐらい)
- 鶏胸肉・・・・・・・・・・1枚
- ほうれん草・・・・・・・・・・半束
- 溶き卵・・・・・・・・・・1個
- (A) 片栗粉・・・・・・・・・・大さじ1ぐらい
- (A) 酒・・・・・・・・・・大さじ3ぐらい
- (A) 塩・・・・・・・・・・大さじ1/2ぐらい
- (A) 胡椒・・・・・・・・・・適量
- 水・・・・・・・・・・1000cc
- 鶏ガラスープの素・・・・・・・・・・大さじ1/2〜1ぐらい
- 酢・・・・・・・・・・小さじ2〜4
- 砂糖・・・・・・・・・・ひとつまみ
- 水溶き片栗粉・・・・・・・・・・水20cc程度と片栗粉小さじ2ぐらい
- 胡椒・・・・・・・・・・お好みで
- 塩・・・・・・・・・・適量
- ラー油・・・・・・・・・・お好みで
椎茸なんかを入れてみると、出汁が出てまた違う味になりうまいと思う。
酸味が決め手のスープであるが、酸味が強いのが苦手な場合は酢の量を控え目にするといい。
ラー油も味のポイントなので、辛いのが苦手でない限り入れた方がいい。
多めに入れて辛めにするのもおいしい。
気分がヘルシー志向だったので今回は胸肉の皮は今回は使っていない。
皮は捨ててもいいが、串に打ってグリルで焼いて食べたり、甘辛く煮たり、叩いて油の代わりに使ったりするのもありだ。(皮だけ冷凍して保存するのもよし)
作り方
- 鶏胸肉を一口大に切り、ボウルやビニール袋に(A)の材料と一緒に入れ1時間〜半日漬けておく
- ほうれん草を固めにさっと茹で(1分〜2分ぐらい)冷水にさらしてから水気を切っておく
- 鍋に油を引き、胸肉を焼き目が付くまで炒める(この後煮るので完全に火を通さなくてもOK)
- 胸肉を炒めた鍋に水を加え沸騰するまで火にかける
- 沸騰したら、鶏ガラスープの素、酢、砂糖を加え、胸肉に完全に火が通るまで煮る
- 水溶き片栗粉を加え、塩胡椒で味を調える
- 味が決まったらほうれん草を加え、卵を回し入れ火を止める
- ラー油をお好みでたらして完成
面倒であれば1と3の工程を飛ばしてもいいが、1をやっておくと胸肉がプリッとして美味しい。
胸肉からも出汁が出るので鶏ガラスープの素は味見をしつつ分量を調整する。
食べる
中華屋さんで食べるスープのようでうまい。
胸肉を大きめに切って使うので食べ応えもある。
酸っぱい物は好きではないので普段あまり酢は使わないのだけどこのスープはラー油の辛味とほどよい酸味がうまくマッチしてとてもいい感じだ。
ご飯を入れて雑炊にしてもウマイだろうな。
以上、酸辣湯風鶏むね肉の卵スープ。
今回使った鶏ガラスープの素
以前はウェイパーを使っていたのが最近はもっぱらこちらを使う。
手軽に中華系を家庭で作る時には便利である。